たとえばこんなシチュエーションで大活躍する言い回しです。
飛行機に乗って、隣に座った人が、あなたの好きな小説家の本を読んでいたとき、
電車で隣に座った人があなたの卒業した大学のTシャツを着ていたとき、
隣にいたカップルが会話をしていて、自分と同じコンサートに向かっているとわかったとき、
などなど、
偶然気づいてしまったり、
偶然耳にしてしまったことで、
知らない人に話しかけたいとき、
もちろん知らない人に話しかけるのは
とても勇気がいるのはわかっているのですが、
共通の趣味や出身であれば、
相手も喜んでくれるはず。
さてそんなとき、こんな風に会話を始めてみましょう。
あなたの好きな小説家の本を読んでいる人を見つけたら、
I couldn’t help but notice you are reading a book written by my favorite novelist.
あなたの出身大学のTシャツを着ている人を見つけたら
I couldn’t help but notice you are wearing my college t-shirt.
カップルが、コンサートの話をしていたら、
I couldn’t help but overhear you are talking about the concert that I’m going to.
ポイントは、
I couldn’t help but ~
という形です。
「偶然~してしまう」
という意味になります。
I couldn’t help but の後に、
偶然見つけた場合は、
notice
を使って
I couldn’t help but notice ~
という形になります。
偶然聞こえた場合は、
overhear
を使って
I couldn’t help but overhear ~
という形になります。
「知らない人に話しかけるとき」
と限定して説明をしましたが、
別に知り合い同士でも使えます。
ただ、
知らない人に使えるくらい、礼儀のただしい言い方だということです。